平屋の建築費は高い?坪単価や土地の広さについて紹介!
2024/12/11
平屋住宅は、開放的な空間とバリアフリーの利便性から人気が高まっています。
しかし、一方で「平屋の建築費は高い」といった声も耳にするのではないでしょうか。
確かに、平屋の建築費は同じ延床面積の2階建てに比べて高くなる傾向がありますが、それは必ずしも「平屋は高価」というわけではありません。
この記事では、平屋の建築費に関する疑問を解消し、土地選びから間取り設計まで、平屋住宅を建てるための具体的な費用イメージと注意点、建築費用を抑えるためのポイントについて紹介します。
平屋の建築費はなぜ高いのか?
平屋の建築費が高いと言われる理由は、主に以下の2つが挙げられます。
1:基礎工事と屋根工事の面積が大きくなる
平屋は、2階建てに比べて基礎部分と屋根の面積が大きくなります。
これは、平屋は上の階を支える必要がないため、構造的に安定性が高いといったメリットの裏返しでもあります。
しかし、基礎工事や屋根工事の面積が大きくなることで、それだけ費用も高くなる傾向があります。
2:断熱性能への要求が高まる
平屋は、2階建てに比べて屋根面積が広く、夏は熱がこもりやすく、冬は冷え込みやすいといった特徴があります。
そのため、断熱性能に対する要求が高くなり、断熱材の費用も高くなる傾向があります。
一方で、平屋には費用を抑えられる面もあります。
1:高所作業が少ない
平屋は2階建てに比べて高所作業が少なく、そのため仮設足場の費用や作業員の賃金が抑えられます。
2:階段やバルコニーが不要
平屋は階段やバルコニーが不要になるため、その分の費用が削減できます。
このように、平屋の建築費は高くなる要因と安くなる要因がそれぞれ存在します。
そのため、平屋の建築費が実際にどのくらいになるのかは、具体的な設計や間取り、建材や設備などを考慮して判断する必要があります。
平屋の建築費の目安と坪単価
平屋の建築費の目安は、一般的な木造・2LDK・延べ床面積85平方メートル(約26坪)で2,000万円前後です。
しかし、これはあくまでも目安であり、実際の建築費は建材や設備、構造、土地の条件などによって大きく変動します。
1:建材のグレード
高級な建材を使用すれば、それだけ費用は高くなります。
例えば、外壁材にタイルやレンガを使用する、内装に無垢材や輸入壁紙を使用するなど、建材のグレードによって費用は大きく変わります。
2:設備の仕様
キッチンやバスルーム、トイレなどの設備も、性能や機能、デザインによって費用は大きく変わります。
最新式の設備や高機能な設備は、それだけ費用がかかります。
3:構造
木造、鉄骨造、RC造など、構造によっても費用は異なります。
一般的に、木造は鉄骨造やRC造よりも費用が安く、鉄骨造はRC造よりも費用が安くなります。
4:土地の条件
土地の広さや地盤の強度によっても、建築費用は変動します。
土地が狭かったり、地盤が弱かったりする場合、基礎工事などの費用が高くなる可能性があります。
このように、平屋の建築費はさまざまな要素によって左右されます。
まとめ
平屋の建築費は、2階建てに比べて高くなる傾向がある一方で、高所作業が少なかったり、階段やバルコニーが不要になったりするなど、費用を抑えられる面もあります。
平屋の建築費を具体的に見積もるためには、建材や設備、構造、土地の条件などを考慮することが重要です。
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