注文住宅の流れを解説！契約前に確認することとは？

注文住宅を初めて建てる方のなかには、いまいち契約の流れがわからないという方もいらっしゃるでしょう。

注文住宅を建てる際、仮契約・本契約を結ぶことになります。

この記事では、注文住宅を建てるまでの流れや契約前に確認することについて解説します。

 

□注文住宅を建てるまでの流れとは？

 

注文住宅が建つまでの期間は、家の大きさや鉄筋コンクリート造か木造かによって異なりますが、約1年から2年といわれています。

注文住宅を建てるまでの流れとしては、以下の通りです。

 

・実現したいイメージを明確にし、情報収集をする

・土地探し

・施工会社を選ぶ

・プランの決定、見積もり

・仮契約

・住宅ローン

・請負契約を結ぶ

・地鎮祭、近隣住民への挨拶をおこなう

・施工現場の確認、各種検査をする

・竣工、引渡し

 

□契約前に確認することとは？

 

注文住宅を契約する際には、いくつか確認すべきことがあります。

以下では、仮契約と本契約の2つのタイミングに分けて、ご紹介します。

 

＊仮契約

 

まず、仮契約時に支払う契約金が高額である場合には、その金額の根拠をはっきりさせ、慎重に支払いを行いましょう。

一般的に、申込金は10万円程度の場合が多いですが、場合によっては100万円といった高額な金額が必要となる場合もあります。

 

申込金は設計・デザインを提案してもらうための前金として預けることになるので、よく確認しましょう。

 

また、何らかの理由でキャンセルすることになった場合、支払った申込金が返還されるかどうかは契約内容によって異なります。そのため、仮契約を締結する前に必ず仮契約内容をよく確認しておきましょう。

 

口頭で返金すると約束しても、契約書面に記載がなければ無効になる場合があるので注意が必要です。

返金される場合は、キャンセルの正確な日付とキャンセルを申し入れてから返金までの日数を必ず書面に記載してもらうようにしましょう。

 

＊本契約

 

まず、本契約時には着工日・完了日・引き渡し日の具体的な日付を決めて、記載してもらうようにしましょう。

工事完了日が遅れれば遅れるほど、トラブルへと発展する恐れがあるため、事前に日付を決めておく必要があります。

 

また、具体的な日付を確認すると同時に、支払い日のスケジュールも確認しましょう。

注文住宅では建築費用を数回に分けて支払います。

支払いスケジュールは契約内容によって異なるため、必ず確認するようにしましょう。

一般的には、契約・着工・棟上・引き渡しの4段階に分けられる場合が多いです。

 

□まとめ

 

この記事では、注文住宅を建てるまでの流れや契約前に確認することについてご紹介しました。

注文住宅の流れと確認すべきことを抑え、契約へと進めていきましょう。

注文住宅の流れや契約に関してご不明点等ありましたら、お気軽にご相談ください。