マイホーム購入をお考えの方へ!ペアローンで後悔する理由とは?
2025/02/17
ペアローンは、夫婦それぞれで住宅ローンを組む方法です。
しかし、離婚や収入減など、さまざまなリスクも潜んでいます。
この記事では、ペアローンで後悔する可能性のある5つの理由について紹介します。
後悔なくマイホーム購入を実現するために、ぜひ参考にしてください。
ペアローンで後悔する5つの理由
ペアローンは、夫婦で住宅ローンを組むことで、単独ローンよりも多くの資金を借りることができ、より希望の物件を購入できる可能性があります。
しかし、メリットばかりではなく、離婚や収入減など、さまざまなリスクも伴うため、十分に注意が必要です。
1: 離婚時のトラブル
ペアローンを組んだ場合、離婚時には住宅ローンをどうするかという問題が生じます。
夫婦それぞれが返済義務と連帯保証を負い、家の名義も夫婦共同になるため、離婚時の家の所有や売却・返済でトラブルになりかねません。
例えば、片方が延滞した場合、もう片方に返済の負担がのしかかってしまう可能性があります。
2: 延滞時のリスク
ペアローンでは、片方が延滞した場合、もう片方に返済の負担がのしかかってしまうことがあります。
これは、連帯保証人となっているためです。
そのため、相手方の収入状況や返済能力をよく確認しておく必要があります。
3: 死亡時のリスク
ペアローンを組んだ場合、片方が亡くなった場合、残された方は、住宅ローンの返済を続けなければなりません。
また、亡くなった方の遺産に住宅ローンの債務が残ってしまう可能性もあります。
万が一の事態に備え、遺族がローン返済を続けられるよう、生命保険に加入しておくことをおすすめします。
4: 贈与税の発生
ペアローンを組む際に、片方がもう片方に資金を贈与する場合、贈与税が発生する可能性があります。
贈与税の発生を避けるためには、贈与税の非課税枠である110万円以内の贈与に抑えるか、贈与税対策を検討する必要があります。
5: 初期費用が2倍必要
ペアローンでは、単独ローンに比べて初期費用が2倍必要になる場合があります。
これは、印紙税や保証料などの費用が2人分必要になるためです。
ペアローンを組む前に、初期費用がどのくらいかかるのかを事前に確認しておきましょう。

ペアローンを組むメリット
ペアローンはリスクだけでなく、メリットもあります。
1: 借入額が増える
ペアローン最大のメリットは、単独ローンよりも多くの資金を借りることができ、より希望の物件を購入できる可能性があることです。
特に、単独では住宅ローンが組めない場合や、希望の物件を購入するために必要な資金が足りない場合に有効です。
2: 住宅ローン控除が2人とも受けられる
ペアローンでは、住宅ローン控除が2人とも受けられます。
住宅ローン控除は、毎年12月末の住宅ローン残高の最大1%が所得税や住民税から10年間控除される制度です。
ペアローンでは、夫婦それぞれが控除を受けることができるため、控除額が大きくなり、税金面で有利になります。
まとめ
ペアローンは、夫婦で住宅ローンを組むことで、より希望の物件を購入できる可能性がありますが、離婚や収入減など、さまざまなリスクも伴うため、注意が必要です。
ペアローンを組む際は、リスクとメリットを比較検討し、自分たちに合った方法を選択することが大切です。
また、事前に専門家と相談し、自分に合った返済計画を立てることが重要です。
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