駐車場何坪?車2台分の駐車場に必要な広さと土地の面積を解説
2024/11/25
マイホームを検討中のみなさま、土地探しは順調に進んでいますか。
特に、車2台分の駐車スペースを確保したいと考えている方は、必要な土地の広さについて不安を抱えているかもしれません。
この記事では、車2台分の駐車スペースに必要な広さと、土地全体の面積を計算する方法を解説します。
土地探しや間取り設計に役立つ情報が満載なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
駐車場何坪必要?
新築住宅を建てる際に、車2台分の駐車スペースを確保したいと考える方は多いでしょう。
しかし、実際にどのくらいの広さが必要なのか、土地全体の面積はどのくらい必要なのか、なかなかイメージが湧かないものです。
そこで、国土交通省の指針に基づき、車2台分の駐車場に必要な広さと、土地全体の面積を計算する方法を解説していきます。
1: 普通乗用車1台分の駐車場に必要な広さ
国土交通省の指針によると、普通乗用車1台分の駐車場に必要な広さは、長さ6.0メートル×幅2.5メートルとされています。
これは、約4.5坪の広さに相当します。
2: 車2台分の駐車場に必要な広さ
普通乗用車1台分の広さが約4.5坪なので、車2台分の駐車場に必要な広さは、約9坪となります。
3: 土地の必要面積を計算する方法
車2台分の駐車場を確保する際に、土地全体の面積がどのくらい必要になるのかを計算する方法は以下のとおりです。
まず、住宅の面積を決定します。
2020年度フラット35利用者調査によると、注文住宅の平均住宅面積は約38坪です。
これは延べ床面積なので、総2階建てで38坪を叶えようと思うと、住宅だけで19坪必要となります。
次に、建ぺい率を考慮します。
建ぺい率とは、敷地面積のうち建てられる建築面積の割合のことです。
建ぺい率60%の場合、敷地面積32坪であれば、建築面積19.2坪を確保しつつ、余った敷地に車2台分の駐車場も設けられます。
つまり、住宅面積19坪 + 駐車場面積9坪 = 28坪の土地があれば、車2台分の駐車場を確保できるということです。
しかし、これはあくまでも目安です。
実際の土地探しでは、建ぺい率や道路との距離、隣地との境界線など、様々な条件を考慮する必要があります。
駐車場の種類
駐車場には、オープンタイプ、カーポートタイプ、ガレージタイプの3種類があります。
それぞれのタイプの特徴とメリット・デメリットを比較し、建ぺい率にどのように影響するかを解説していきます。
1: オープンタイプの駐車場
オープンタイプの駐車場は、屋根や柱のない駐車場です。
開放感があり広く感じられる一方、雨や雪にさらされるため、車の劣化が気になる場合があります。
また、防犯面も考慮する必要があるでしょう。
オープンタイプの駐車場は、建ぺい率の規制を受けないため、自由に広さを確保できます。
2: カーポートタイプの駐車場
カーポートタイプの駐車場は、屋根と柱だけの簡易的な車庫です。
雨や雪から車を保護することができますが、ガレージと比べて強度が低いのがデメリットです。
カーポートは建築基準法では「建築物」扱いとなるため、建ぺい率に含まれます。
3: ガレージタイプの駐車場
ガレージタイプの駐車場は、建物の一部に設けられた車庫、もしくは車を入れる独立した建物です。
車を守る強度が高く、防犯面も安心です。
しかし、ガレージのサイズに合わせて車を選ぶ必要があるなど、制約がある場合があります。
ガレージは建ぺい率に含まれるため、土地の面積に余裕が必要になります。
まとめ
車2台分の駐車場を確保する際は、必要な土地の広さだけでなく、駐車場の種類も考慮する必要があります。
オープンタイプは開放感があり、建ぺい率の規制を受けないため自由に広さを確保できます。
カーポートタイプは雨や雪から車を保護できますが、建ぺい率に含まれるため、土地の面積に余裕が必要です。
ガレージタイプは強度が高く防犯面も安心ですが、サイズや建ぺい率に制約があります。
土地探しでは、これらの情報を参考に、ご自身のライフスタイルに最適な駐車場を選びましょう。
----------------------------------------------------------------------
株式会社ファルグホーム
〒252-0237
神奈川県相模原市中央区千代田2-1-16 相模ビル103
電話番号 : 042-856-1183
FAX番号 : 042-856-1185
----------------------------------------------------------------------