新築住宅で雨漏りが発生!原因別に適切な対処法を解説
2024/07/27
新築住宅を購入したばかりなのに、雨漏りが発生して困っている方はいませんか。せっかくの新居なのに、雨漏りによって気分が沈んでしまうのは避けたいですよね。
この記事では、新築住宅で発生する雨漏りの原因を、施工不良と自然災害の2つに分類し、それぞれの特徴や対処法を解説していきます。
新築住宅の雨漏りトラブルに適切に対処できるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
□新築住宅の雨漏り原因は?
新築住宅の雨漏りは、施工不良か自然災害のいずれかが原因と考えられます。
施工不良は、建物の設計・施工段階でのミスが原因となり、自然災害は、台風や豪雨などの外的要因が原因となります。
1: 施工不良
施工不良による雨漏りは、建物の設計や施工段階でのミスが原因で発生します。
具体的には、以下のようなケースが挙げられます。
・屋根や外壁の防水層の施工不良
・窓やサッシ周りのシーリングの不良
・排水溝の詰まりや勾配不良
・雨どいなどの破損
新築住宅の場合、施工不良による雨漏りは、入居後すぐに発生するケースもあれば、数年後に発生するケースもあります。
これは、施工不良の影響が時間経過とともに顕在化するケースがあるためです。
2: 自然災害
自然災害による雨漏りは、台風や豪雨などの外的要因によって発生します。
具体的には、以下のようなケースが挙げられます。
・屋根や外壁への強風や飛来物の衝突
・豪雨による浸水
・地震による建物の損傷
自然災害による雨漏りは、事前に予測が難しい場合が多く、発生した場合には迅速な対応が求められます。
□雨漏り発生時の適切な対処法
新築住宅で雨漏りが発生した場合、まずは施工会社に連絡し、原因調査と修理を依頼する必要があります。
原因が施工不良であれば、瑕疵担保責任に基づき無償で修理してもらえる可能性があります。
一方、自然災害が原因であれば、火災保険の適用が考えられます。
1: 施工会社への連絡
新築住宅で雨漏りが発生した場合、まずは新築を建てた施工会社に連絡しましょう。
施工会社は、雨漏りの原因を調査し、適切な修理を行う義務があります。
連絡する際には、以下の情報を伝えるようにしましょう。
・雨漏りの発生場所
・雨漏りの状況(雨漏りの量、雨漏りの頻度など)
・雨漏りが発生した日時
2: 瑕疵担保責任
瑕疵担保責任とは、売主が売った物件に欠陥があった場合、買主に対してその欠陥を修補する責任を負う制度です。
新築住宅の場合、売主は瑕疵担保責任を負うため、施工不良が原因の雨漏りは、原則として無償で修理してもらえます。
ただし、瑕疵担保責任には、期間や条件があります。
一般的に、瑕疵担保責任の期間は、引き渡しから10年です。
また、瑕疵担保責任が適用されるためには、雨漏りが施工不良によって発生したことを証明する必要があります。
3: 火災保険
自然災害が原因の雨漏りの場合、瑕疵担保責任は適用されませんが、火災保険が適用される可能性があります。
火災保険は、火災だけでなく、風水害や地震などの自然災害による住宅の損害も補償する保険です。
雨漏りが自然災害によって発生した場合は、火災保険の適用を検討しましょう。
□まとめ
新築住宅で雨漏りが発生した場合、まずは施工会社に連絡し、原因調査と修理を依頼することが重要です。
原因が施工不良であれば、瑕疵担保責任に基づき無償で修理してもらえる可能性があります。
自然災害が原因であれば、火災保険の適用を検討しましょう。
雨漏りは放置すると、住宅の寿命を縮めたり、健康被害を引き起こしたりする可能性もあるため、早期に適切な対応を行うことが大切です。
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