自由設計はどこまで自由?注文住宅と自由設計住宅の違い!
2024/07/21
「理想の間取りを実現できるのか」「こだわりの設備を採用できるのか」
注文住宅を検討している方の中には、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
注文住宅は、建売住宅とは異なり、自分たちの希望を形にできる家づくりです。
しかし、どこまで自由にできるのか、また、どんな制限があるのか、疑問に思う方もいるでしょう。
この記事では、注文住宅における設計の自由度について解説します。
□自由設計はどこまで自由?注文住宅と自由設計住宅の違いを知る
注文住宅は、建売住宅とは異なり、自由な設計が可能なため、自分の理想の住まいを実現できるという魅力があります。
しかし、「自由設計」という言葉には明確な定義がなく、メーカーによって異なる意味で使われているケースがあるため、注意が必要です。
1:注文住宅
注文住宅とは、土地を購入し、建築会社と契約して、設計から施工までを一貫して行う住宅のことです。
予算や法令などの制限はあるものの、外観、内装、設備、間取り、外構、性能に至るまで、自分の希望を反映させられます。
2:建売住宅
建売住宅は、土地と建物がセットで販売される新築分譲住宅です。
プランがあらかじめ決まっており、設計は施工会社が担当します。
3:自由設計住宅
自由設計住宅は、注文住宅と建売住宅の中間に位置するスタイルの住宅です。
土地を購入した上で、一定の制限や条件のもとにプランを決めて建築する方式です。
設備や建築期間などは指定されているケースが多く、注文住宅のように自由にプランを決められるわけではありません。
注文住宅は、自由設計住宅と比較して、設計の自由度が非常に高いといえます。
□自由設計のメリットと注意点
自由設計住宅は、注文住宅と比較して、設計の自由度は低くなりますが、それでも建売住宅よりも柔軟性が高い点は魅力です。
1:自由設計のメリット
自由設計住宅は、建売住宅では実現できない間取り変更や設備変更など、自分の希望を反映させられます。
例えば、リビングの広さや部屋の配置、窓の大きさや位置など、自分のライフスタイルに合わせた設計が可能です。
また、自由設計住宅は、注文住宅と比べて価格を抑えられるケースもあります。
これは、土地と建物がセットで販売されているため、土地取得費用や建築費用が抑えられるためです。
2:自由設計の注意点
自由設計住宅は、建築会社によって自由度が異なります。
設備や仕様は変更できないけれど間取りは自由に設計できるケースや、設備や仕様も選べるケースなど、建築会社によって異なるため、事前に確認することが重要です。
また、自由設計住宅では、注文住宅と比べて設計の自由度が低い分、住宅性能が制限される可能性もあります。
例えば、断熱性能や耐震性能など、住宅性能に影響を与える要素は、建築会社の設計基準に準拠する必要がある場合もあります。
□まとめ
この記事では、注文住宅における設計の自由度とその限界について解説しました。
注文住宅は、建売住宅や自由設計住宅と比較して、設計の自由度が最も高い住宅です。
注文住宅の設計を検討する際には、設計の自由度と住宅性能のバランスを考慮し、自分にとって最適な住宅を選んでみてください。
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