注文住宅を建てるときに使える補助金とは？利用時の注意点もご紹介！

注文住宅を購入する際、国や自治体の補助金や助成金を利用して、費用面での負担を減らしたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
一定の条件を満たしていれば利用できるため、対象になるのかを確認しておく必要があります。
この記事では、注文住宅の補助金の種類と特徴、補助金申請の注意点についてご紹介します。

 

□注文住宅の補助金の種類と特徴とは？

 

1.こどもエコ住まい支援事業

この補助金は、子育て世帯や若者夫婦世帯が省エネ性能の高い住宅を建てる際に交付されます。
補助金額は一律100万円となっており、リフォームについても対象となります。
ただし、リフォームの場合は補助金額が工事内容によって異なるので注意が必要です。

 

2.ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)補助金

ZEHとは、太陽光発電や省エネ設備を活用して、住宅で消費するエネルギー量をプラスマイナスゼロにする住宅のことです。
この補助金は、ZEHとして認定された物件が55万円、より高性能な「ZEH+」が100万円となっています。

 

3.地域型住宅グリーン化事業

この補助金は、国に採択されたグループに属する工務店で省エネルギー性能や耐久性に優れた木造住宅を建てた場合に対して交付されます。
補助金額の上限は、長期優良住宅が140万円、高度省エネ型が90万円、ゼロ・エネルギー住宅が150万円となっています。

 

4.自治体の補助金制度

自治体によっては、独自の補助金制度を設けている場合もあります。
住んでいる地域にどのような補助金制度があるのか確認しておきましょう。

 

□補助金申請の注意点とは？

 

＊1.申請期間と受け取り期間を確認する

 

補助金や給付金には、申請期間や受け取り期間が設定されています。
これを見落としてしまうと、せっかくの補助金がもらえなくなってしまう可能性があります。

 

＊2.予算の上限額に注意する

 

補助金や給付金には予算の上限額が設定されている場合があります。
この上限額に達すると、申請が締め切られることもあるため、早めの申請が肝心です。

 

＊3.確定申告が必要な場合がある

 

減税制度には、確定申告が必要な場合があります。
確定申告は、税金を納めるだけでなく、減税を受けるためにも必要な手続きとなります。

 

□まとめ

 

注文住宅を建てる際には、多くの補助金や助成金が存在します。
それぞれの補助金には特徴と条件があり、申請する際にはいくつか注意点があります。
この記事を参考に、補助金や助成金を上手に活用して負担を軽減しながら、理想の住まいを手に入れましょう。