注文住宅の値上がりの原因は？ウッドショックについてご紹介！

注文住宅が最近値上がりしていると感じている方はいませんか。

それはウッドショックと呼ばれる現象が原因であると言われています。

今回は、ウッドショックがどのように注文住宅の値上がりを引き起こしているか説明します。

それと合わせて注文住宅の値上げの対策方法について説明します。

 

□注文住宅の値上がりの原因！ウッドショックとは？

 

ウッドショックとは、世界的に木材不足が起こり、木材の価格が高騰してしまう現象のことです。

新型コロナウイルスの流行により、リモートワークが増えた結果、アメリカ国内での住宅に関する需要が高まったことが原因と言われています。

 

これらの現象によって多くの木材を海外からの輸入に頼っていた日本の住宅産業は大打撃を受けることになります。

コロナ前後で木材の価格が1割から4割ほど上昇してしまったことで、注文住宅の建築費用も必然的に上昇することになります。

 

また、ウッドショックにより建築費用が上昇するだけでなく、工期が遅れてしまうケースも増えてきています。

 

さらに、この現象の影響が長引く可能性があります。

今後高騰した木材を住宅会社が購入して日本に出回るのはこれからです。

木材の価格が安定するにはまだまだ時間がかかるでしょう。

 

□注文住宅の値上げ対策とは？

 

＊注文住宅会社に詳しい見積もりを提示してもらう

 

お客様の希望を十分に反映されていて、契約の内容が具体的で詳しい見積もりを提示してもらってから契約を始めましょう。

坪単価も年々高騰している中、さらに間取りの広さや設備の内容が変わればその分価格は変動します。

事前にお客様が設定した予算を超えないような見積もりになるように余裕を持って契約することを心がけましょう。

ベランダを無くす、寝室を狭くする、廊下をなくすなどして、予算を抑える方法もありますのでぜひ検討してみてください。

 

＊契約した後に価格が変わっていないかチェックしよう

 

ウッドショックやその他のトラブルが原因で元々の見積もりより多めにかかる場合があります。

そのような場合は、事前に契約していた内容に従って契約が進められます。

契約の内容と万が一値上げとなった場合の保証内容などについて住宅会社に確認しておきましょう。

 

□まとめ

 

今回は、ウッドショックによって注文住宅が値上がりしていることと値上げした時の対策方法を紹介しました。

世界の状況によって注文住宅の価格が変動するのは容易に考えられます。

事前に価格の高騰を見越して予算を高めに設置しておくのも良いでしょう。