注文住宅は契約後キャンセルできる?違約金についてご紹介!
2023/10/09
注文住宅の契約内容に納得がいかずに契約破棄しようとお考えの方はいませんか。
注文住宅の契約後にキャンセルすると違約金がかかります。
今回は、その違約金の内容と違約金をめぐって発生するトラブルを避ける方法を説明します。
□注文住宅は契約後キャンセルできる?
結論から言うと、注文住宅会社と契約後でもキャンセルはできます。
その場合、キャンセル料として違約金を注文住宅会社に支払う必要があります。
その金額は、会社によって異なりますが、一般的に請負代金の3%から10%前後キャンセル料がかかります。
これらの割合は、契約書に記載されているので確認しておきましょう。
3000万円の請負代金の場合、90万円から300万円ほどキャンセル料がかかる計算です。
この金額を払えば、キャンセルは可能ですが、かなりの金額が必要になります。
多大な労力や時間、お金が無駄になってしまうので、事前に契約内容や注文住宅会社をよく下調べして契約しましょう。
しかし、やむを得ない事情で契約を破棄する時には、契約書に記載されている条件を元に注文住宅会社に相談しましょう。
□違約金トラブルを避けるポイントとは?
*注文住宅の契約書の内容は全て把握しておく
注文住宅の契約書は、契約書の他にも複数の書類がセットになっています。
特に、契約書の書類の中で注意して確認したほうがいいことは約款です。
この書類には、契約書には記載されていない細かな契約が記載されています。
例えば、大きく上限を超える違法な違約金を支払う契約文が記載されていることがあります。
また、工事完成後の保証期間が記載されていないケースも考えられます。
把握していない契約がないかどうか全ての契約書に目を通しておきましょう。
*建築にかかる費用は出来高払いに設定する
契約金の支払いは、工事が進んだ分だけ支払う出来高払いを採用するのがおすすめです。
この制度を利用すると、万が一工事をキャンセルしたときに行われなかった工事分の費用を支払う必要がありません。
あらゆる事態を想定して対策を考えておきましょう。
*トラブルが発生しそうな場合は弁護士に相談しよう
注文住宅会社との契約解除や違約金などの問題に関してトラブルが発生しそうな時は早めに弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士に相談すれば追加でお金が発生してしまいますが、支払わなくていい違約金を回避できるので、そちらの方が得でしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅は契約を締結した後にキャンセルできるかどうかとキャンセルする時に支払う違約金に関するトラブルを避けるためのポイントを説明しました。
契約をキャンセルするとなると、どうしても時間とお金がかかり、トラブルの元になります。
最初からキャンセルしないように、納得のいく内容で契約することが大切です。
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